後払い現金化を徹底解説

使える決済サービスを総まとめ

昨今はクレジットカードを持っていなくても利用できる現金化サービス、所謂「後払い現金化」が人気を集めています。

2021年に実施された調査(※)では、消費者の【約6人に1人】が後払い決済アプリの利用経験ありと回答。
また、クレジットカード利用者70%の人が後払い決済を利用しており、クレジットカードと併用されていることが伺えます。
スマホの無料アプリで決済できるという手軽さから、今後さらに利用者が増えることが予想されています。

 

当サイトでは後払い現金化の概要・仕組み、現金化する際の換金率の目安、安全性について詳しくご紹介してまいります。

後払い決済アプリとは

後払い決済アプリとは、後払い機能があるスマホ決済アプリの総称です。
大半のサービスは元々、先払い(チャージ型)や事前登録したクレジットカードで支払うQRコード決済アプリなどで普及していました。
スマホ決済アプリの草分けはPayPayで、この他にもLINE PAY、楽天Pay、メルペイなどが有名です。
そして多くのスマホ決済アプリが、独自の与信で与えた限度額の範囲内で後払いできる機能を追加しています。

このほか、バンドルカードやPaidyなど実物のカードを発行しないバーチャルカードを活用するものが急速に普及しています。
特に、アプリ版のクレジットカード(VISAプリペイドカードを含む)のようなスマホ決済アプリ・後払い決済アプリが人気を集めているようです。

電子決済アプリ~3つの分類

後払いアプリはスマホアプリを利用した決済方法のひとつです。
スマホアプリの決済方法は以下の3通りに分類できます。

その1~後払い

利用分の支払いを買い物した後で行います。
当サイトで「後払い決済アプリ」と呼んでいるものはこちらのタイプであり、持っているクレジットカードの登録や事前の現金チャージが不要でショッピングできるアプリが該当します。

その2~前払い

あらかじめ現金をチャージして利用します。
銀行やクレジットカード、コンビニのATMなどでチャージする方法と、残高がある一定の残高を下回ったら自動でお金を追加する(オートチャージ)方法とがあります。

その3~即時払い

即時支払いのスマホ決済アプリでは、商品購入と同時に支払いが行われます。
デビットカードに似ており、決済が完了するとそのまま口座から利用金額が引き落とされる仕組みです。

後払い決済方式の利点

「後払い決済アプリ」を利用する利点の1つとして、手元にお金がなくても買い物ができることが挙げられます。
事前にお金をチャージする必要もありません。
「購入したい商品があるけど、お金が少し足りない…」そんな時に使えるアプリと言えます。

例えば、メルペイスマート払い(旧メルペイ後払い)、ペイディ、d払いなどは一旦サービス業者側が立て替え払いし、後から利用者に請求する仕組みです。
つまり、後払い決済とは「クレジットカードが無いクレジットカードのようなサービス」と捉えると分かりやすいかもしれません。
請求・支払いのスキームはクレジットカードと同様ですが、後払い決済は誰でも簡単に申し込める(未成年でもOK)という点で差異があります。

また、後払いアプリの審査は比較的通りやすく、アプリによっては審査不要の場合もあります。
何か事情がありクレジットカードを作れないという人が手軽に利用できる点も魅力のひとつでしょう。

クレジットカードと後払い決済の違い

クレジットカードと後払い決済

クレジットカードと後払い決済の大きな違いは「利用可能限度額」「審査の緩厳」です。
クレジットカードは一定基準の審査を設けるかわりに高額な限度額設定に対応、後払い決済は簡易な審査ではあるものの利用限度額は低く設定されているという点で異なります。

クレジットカード 後払い決済
限度額 30~200万円 3,000円~30万円
審査方法 信用情報照会
勤務先への在籍確認
収入証明
SMS認証
顔写真撮影
本人確認書類の提出

後払いアプリの注意点

アプリを使う際は以下の点に注意しましょう。

  • ・支払能力を超えた利用
  • ・支払い時に手数料が必要
  • ・不正利用のリスク

後払い決済アプリは手軽に使える反面、ついつい使いすぎて支払いができなくなることがあります。
さらに、支払い時に手数料が必要になるサービスもありますので、手数料を含めご利用はご自身の支払い可能な金額にとどめておくようにしてください。
(支払い方法や利用金額によって手数料は変わるので、ご自身が利用するアプリの手数料は事前に確認しておくことも大切です。)

また、後払いアプリには他の決済サービス(クレジットカードやデビットカードなど)と同様に不正利用のリスクがあります。
セキュリティ面もしっかりと意識し、万が一不正利用がなされた場合には運営者に連絡した上で、然るべき措置を講じるようにしましょう。

後払い決済可能な主要アプリ

主要な後払い決済サービスとして「メルペイスマート払い(旧メルペイ後払い)」「Paidy(ペイディ)」「バンドルカード」「atone(アトネ)」「d払い(※)」「PayPay後払い(※)」「LINEPay(チャージ&ペイ)(※)」などが挙げられます。
「※マーク」が付いているサービスは携帯電話料金との合算払い又はクレジットカードを登録しないと利用できませんが、他の決済方法と連携する場合は審査不要(ブラックユーザーでもOK)で利用できる場合があります。

また、メルペイの場合はメルカリで本人確認を済ませていれば、メルペイスマート払いが利用可能です。(本人確認に伴い自動で利用できるようになる)
後払い決済サービスの中ですと「メルペイ」や「NP後払い」のシェアが高くなっておりますが、後払い現金化目的であれば「Paidy(ペイディ)」がおすすめです。

なお、後払い現金化でよく目にする「バーチャルカード」とは、クレジットカードのようなプラスチックのカードを発行することなく、インターネットのみで使える決済可能の仮想カードです。
メリットとしては即日利用可能、デメリットとしては決済限度額が少ないことが上げられます。

どのように比較すべきか

後払い決済アプリを選ぶ際には以下の点を比較すると良いでしょう。

その1~利用限度額

利用するアプリによって利用限度額が異なります。利用限度額が大きければ当然支払い金額も増えます。
使いすぎが心配な方は利用限度額の少ないアプリを選ぶようにしましょう。

その2~利用目的

どこで利用するかも大切な視点です。ショッピングで利用する場合、サイトによって利用できるアプリが違います。
よく利用するサイトで決済可能なアプリを選んでおくと便利ですね。

その3~支払い方法

後払い決済アプリの支払い方法は、多くの場合「口座振替」と「コンビニ払い」のいずれかです。
口座振替の場合は手数料無料となる場合が多いので、基本的には「口座振替」での支払いをおすすめします。

キャリア決済を使う方法も

キャリア決済とは、Docomo、SoftBank、auの携帯料金と合算して「ショッピングの代金」を後払いできるサービスです。
クレジットカードを持っていない方でも、新しい決済サービスを登録したくない方でも、普段使っている携帯料金と一緒に支払われるので安心して利用することができます。
各キャリアを一覧表にすると下記のようになります。

D払い ソフトバンクまとめて支払い auかんたん決済
上限10万円
(基本設定5万円)
未成年1万円
上限10万円
未成年2万円
上限10万円
未成年1万円

詳しい各キャリアの申込方法、限度額、支払い期日などは別ページにて解説しています。
その上でキャリア決済を使った後払い現金化方法、損をしない方法、よくある質問など知っておきたい情報もまとめてありますので、ご一読ください。

後払い現金化とは?仕組みや流れ

後払い決済の普及に伴い、後払い現金化と呼ばれるサービスが続々と登場しています。
後払い現金化は、簡単にいうと「後払い決済(ツケ払い)」を利用した現金化手法です。
仕組みはクレジットカード現金化と同じで、ショッピング目的の名目で決済し、買った商品を買取又はキャッシュバックで現金還元する仕組みです。
専門業者を使って現金化を図ることもできますし、換金しやすい物を買って買取業者へ売る(セルフ換金)という方法も執れます。

後払い現金化業者を使った基本的な流れは以下の通りです。

  1. STEP1.

    後払い決済サービス(Paidyやバンドルカードなど)に登録

  2. STEP2.

    後払い現金化業者のHPより申し込み(履歴が残るWeb予約がおすすめ)

  3. STEP3.

    後払い決済枠の確認(基本的に審査なし)

  4. STEP4.

    業者の指定商品などを後払い決済サービスで購入

  5. STEP5.

    後払い現金化業者に売却

  6. STEP6.

    後払い現金化業者から指定口座へ振込

  7. STEP7.

    期限日までに後払い決済サービスに入金

ただし、後払い現金化はまだまだ新しいサービスですので、クレジットカード現金化業者と比べて「業者そのものが少ない」「粗悪な業者が多い」という点には注意が必要です。
場合によっては「現金化目的」がサービス提供者に知られてしまい、不適切な決済をしたとしてアカウントの停止や強制解約、信用情報に傷がついてしまう可能性が考えられます。
集客方法は専らインターネット(※「今すぐ_現金」「d払い_現金化」などのキーワードがヒットするよう広告を出しています)となっておりますので、直ぐに契約は結ばず、古物商の届出や運営実績などしっかりと確認してからご利用ください。

後払い現金化をさらに詳しく知りたい方はこちら
▶参考サイト 後払い現金化とは

換金率の相場と時間

後払い決済の換金率と時間

後払い現金化の換金率は80~90%が相場です。
クレジットカード現金化と大きな差はないですが、利用単価が安い後払い現金化は振込手数料が利用者負担になることが多く、実質的な換金率は下がります。

また後払い決済サービスも手数料がかかってしまうものもあるので、うまく選択をしないと数値に差が開きやすいと言えます。(※逆に言えば、後払い現金化業者の優良店+後払い決済サービスで手数料なし&ポイントが付くなど、自分に合ったものを選べば高い換金率で利用も可能です。)
低コスト、またはまとまった現金が必要なのであれば、通常のキャッシング(借入)やクレジットカード現金化を活用した方が良いといえるでしょう。

スピードに関しては、現金化業者の対応スピード、対応人数、担当者の経験値などでも変わってきてしまいますので、すぐに入金を希望する方は大手を選ぶのがポイントです。
換金までのスピードも基本的にはクレジットカード現金化と同じで、ネットショッピングの決済が確認できてから数分程度で入金されます。

初回利用の場合は本人確認や見積での条件確認、決済方法の案内などを含めると10~30分ほどの時間がかかりますので時間に余裕をもって申し込むようにしましょう。
もちろん、こちらはあくまでも目安であり、少数のスタッフで運営している・時間帯や曜日(深夜や早朝、混雑時など)によってはさらに時間が掛かる場合があります。
お急ぎの際は申し込み前に所要時間目安を確認しておきましょう。

後払い現金化のリスクについて

資金調達を目的として利用は禁止されていますが、あくまでも決済サービス業者側が貸金業法違反で処罰されないための対策であり、自主的に行っているものです。
クレジットカードに比べて後払い決済は総利用額が少なく、まとまった現金を用立てる目的で利用する人が少ないため、現段階では不正利用に対する取り締まりは比較的甘めと言えます。

そのため、返済遅延を起こさない限りは、後払い現金化が原因でブラックになってしまうということはまず無いでしょう。

ただし「セルフ換金」かつ「危険な商品を反復継続して購入している」場合、現金化目的の利用とみなされ、利用停止となる恐れがありますのでご注意ください。
もちろん、こちらはあくまでも現段階での話であり、今後は取り締まりが厳しくなっていく可能性もあります。
そしてあくまでも、後で返済をするのが前提です。ついつい借り過ぎることなく計画的に使いましょう。

利用直前に業界の動向、そして優良業者をしっかり選ぶよう、当サイトの最新情報をチェックしておくことを強くお勧めいたします。