後払い現金化を徹底解説

昨今はクレジットカードを持っていなくても利用できる現金化サービス、所謂「後払い現金化」が人気を集めています。
一度はサービス名称を目にしたことがあるかもしれませんが、実際にどのようなサービスなのかをご存じの方は少ないのではないでしょうか。
当サイトでは後払い現金化の概要・仕組み、現金化する際の換金率の目安、安全性について詳しくご紹介してまいります。
後払い現金化とは
後払い現金化は、簡単にいうと「後払い決済(ツケ払い)」を利用した現金化手法です。
Web決済ツールにはアプリやキャリア決済、バーチャルカードなど様々なものがありますが、実際の決済までには1~2か月のタイムラグがあります。
例えば、メルペイスマート払い(旧メルペイ後払い)、ペイディ、d払いなどは一旦サービス業者側が立て替え払いし、後から利用者に請求する仕組みです。
つまり、後払い決済とは「クレジットカードが無いクレジットカードのようなサービス」と言えます。
請求・支払いのスキームはクレジットカードと同様ですが、後払い決済は誰でも簡単に申し込める(未成年でもOK)という点で差異があります。
クレジットカードと後払い決済の違い

クレジットカードと後払い決済の違いは以下の通りです。
クレジットカード | 後払い決済 | |
---|---|---|
手続方法 | Web又は郵送 | Web |
年齢制限 | 未成年不可 | 未成年可 |
限度額 | 30~200万円 | 3,000円~30万円 |
ポイント | 原則有 | サービスによって有 |
キャッシング | 可 | 不可 |
分割払い | 可 | サービスによって可 |
審査方法 | 信用情報照会 勤務先への在籍確認 収入証明 |
SMS認証 顔写真撮影 本人確認書類の提出 |
前述した通り、クレジットカードも後払い決済もお金の流れは同じです。(サービスを提供する会社に対して事前に決められた約定日までに支払い、利用者には後日請求をする)
大きな違いは「利用可能限度額」「審査の緩厳」で、クレジットカードは一定基準の審査を設けるかわりに高額な限度額設定に対応、後払い決済は簡易な審査ではあるものの利用限度額は低く設定されているという点で異なります。
特に審査については大きく異なり、後払い決済は本人確認書類をWebアップロードすれば最短数十分で利用が可能です。
なお、後払い決済も信用情報に問題がある場合は原則利用不可という点はクレジットカードと同様(支払いを遅延した場合は信用情報機関に事故情報として登録される)ですが、未成年でも利用できるという点で異なります。
また、後払い決済はショッピング又は各種支払いでの利用が目的のため、ショッピング枠のみが附されているクレジットカードと同様、貸金業法の総量規制の対象とはなりません。
後払い決済可能な主要サービス
主要な後払い決済サービスとして「メルペイスマート払い(旧メルペイ後払い)」「Paidy(ペイディ)」「バンドルカード」「atone(アトネ)」「d払い(※)」「PayPay後払い(※)」「LINEPay(チャージ&ペイ)(※)」などが挙げられます。
「※マーク」が付いているサービスは携帯電話料金との合算払い又はクレジットカードを登録しないと利用できませんが、他の決済方法と連携する場合は審査不要(ブラックユーザーでもOK)で利用できる場合があります。
また、メルペイの場合はメルカリで本人確認を済ませていれば、メルペイスマート払いが利用可能です。(本人確認に伴い自動で利用できるようになる)
後払い決済サービスの中ですと「メルペイ」や「NP後払い」のシェアが高くなっておりますが、後払い現金化目的であれば「Paidy(ペイディ)」がおすすめです。
なお、後払い現金化でよく目にする「バーチャルカード」とは、クレジットカードのようなプラスチックのカードを発行することなく、インターネットのみで使える決済可能の仮想カードです。
メリットとしては即日利用可能、デメリットとしては決済限度額が少ないことが上げられます。
なぜペイディがおすすめ?

ペイディを利用するには本人確認書類の提出及び口座振替の設定が必要ですが、限度額を比較的簡単に10万円前後にまで上げることができます。(限度額の上限設定がなく、利用実績を積み重ねていけば自動的に限度額が増えてゆく仕組み)
アクティブに使っていれば半年から1年ほどで20万円以上まで限度額を上げることができる上、「ペイディプラス」であれば3回払いまで利息なしの分割払いが可能です。
また、ペイディはバーチャルカードを発行することが可能なため、カード番号を伝えるだけで決済ができます。
つまり現金化がしやすい上に限度額も高いため、対応している現金化業者が多いという訳です。(近い将来にはペイディ現金化を専門にした業者が登場するかもしれません。)
なお、各後払い決済サービスにも特徴があり、「即日利用可能」「登録審査なし」「初回利用額が高い」「手数料無料」など自分に合ったサービスを選ぶのが大事です。
大手会社が運営している、もしくは提携しているサービスもあるのでポイントの還元などにも注目してみましょう。
キャリア決済を使う方法も
キャリア決済とは、Docomo、SoftBank、auの携帯料金と合算して「ショッピングの代金」を後払いできるサービスです。
クレジットカードを持っていない方でも、新しい決済サービスを登録したくない方でも、普段使っている携帯料金と一緒に支払われるので安心して利用することができます。
各キャリアを一覧表にすると下記のようになります。
D払い | ソフトバンクまとめて支払い | auかんたん決済 |
---|---|---|
上限10万円(基本設定5万円) 未成年1万円 |
上限10万円 未成年2万円 |
上限10万円 未成年1万円 |
詳しい各キャリアの申込方法、限度額、支払い期日などは別ページにて解説しています。
その上でキャリア決済を使った後払い現金化方法、損をしない方法、よくある質問など知っておきたい情報もまとめてありますので、ご一読ください。
後払い現金化の流れ
後払い決済の普及に伴い、後払い現金化と呼ばれるサービスが続々と登場しています。
仕組みはクレジットカード現金化と同じで、ショッピング目的の名目で決済し、買った商品を買取又はキャッシュバックで現金還元する仕組みです。
専門業者を使って現金化を図ることもできますし、換金しやすい物を買って買取業者へ売る(セルフ換金)という方法も執れます。
後払い現金化業者を使った基本的な流れは以下の通りです。
- STEP1.
後払い決済サービス(Paidyやバンドルカードなど)に登録
- STEP2.
後払い現金化業者のHPより申し込み(履歴が残るWeb予約がおすすめ)
- STEP3.
後払い決済枠の確認(基本的に審査なし)
- STEP4.
業者の指定商品などを後払い決済サービスで購入
- STEP5.
後払い現金化業者に売却
- STEP6.
後払い現金化業者から指定口座へ振込
- STEP7.
期限日までに後払い決済サービスに入金
ただし、後払い現金化はまだまだ新しいサービスですので、クレジットカード現金化業者と比べて「業者そのものが少ない」「粗悪な業者が多い」という点には注意が必要です。
場合によっては「現金化目的」がサービス提供者に知られてしまい、不適切な決済をしたとしてアカウントの停止や強制解約、信用情報に傷がついてしまう可能性が考えられます。
集客方法は専らインターネット(※「今すぐ_現金」「d払い_現金化」などのキーワードがヒットするよう広告を出しています)となっておりますので、直ぐに契約は結ばず、古物商の届出や運営実績などしっかりと確認してからご利用ください。
後払い現金化をさらに詳しく知りたい方はこちら
▶参考サイト 後払い現金化とは
換金率の相場と時間

後払い現金化の換金率は80~90%が相場です。
クレジットカード現金化と大きな差はないですが、利用単価が安い後払い現金化は振込手数料が利用者負担になることが多く、実質的な換金率は下がります。
また後払い決済サービスも手数料がかかってしまうものもあるので、うまく選択をしないと数値に差が開きやすいと言えます。(※逆に言えば、後払い現金化業者の優良店+後払い決済サービスで手数料なし&ポイントが付くなど、自分に合ったものを選べば高い換金率で利用も可能です。)
低コスト、またはまとまった現金が必要なのであれば、通常のキャッシング(借入)やクレジットカード現金化を活用した方が良いといえるでしょう。
スピードに関しては、現金化業者の対応スピード、対応人数、担当者の経験値などでも変わってきてしまいますので、すぐに入金を希望する方は大手を選ぶのがポイントです。
換金までのスピードも基本的にはクレジットカード現金化と同じで、ネットショッピングの決済が確認できてから数分程度で入金されます。
初回利用の場合は本人確認や見積での条件確認、決済方法の案内などを含めると10~30分ほどの時間がかかりますので時間に余裕をもって申し込むようにしましょう。
もちろん、こちらはあくまでも目安であり、少数のスタッフで運営している・時間帯や曜日(深夜や早朝、混雑時など)によってはさらに時間が掛かる場合があります。
お急ぎの際は申し込み前に所要時間目安を確認しておきましょう。
後払い現金化のリスクについて
資金調達を目的として利用は禁止されていますが、あくまでも決済サービス業者側が貸金業法違反で処罰されないための対策であり、自主的に行っているものです。
クレジットカードに比べて後払い決済は総利用額が少なく、まとまった現金を用立てる目的で利用する人が少ないため、現段階では不正利用に対する取り締まりは比較的甘めと言えます。
ただし「セルフ換金」かつ「危険な商品を反復継続して購入している」場合、現金化目的の利用とみなされ、利用停止となる恐れがありますのでご注意ください。
もちろん、こちらはあくまでも現段階での話であり、今後は取り締まりが厳しくなっていく可能性もあります。
そしてあくまでも、後で返済をするのが前提です。ついつい借り過ぎることなく計画的に使いましょう。
利用直前に業界の動向、そして優良業者をしっかり選ぶよう、当サイトの最新情報をチェックしておくことを強くお勧めいたします。